寒冷地に自生する、高麗人参と同じウコギ科の植物
エゾウコギ(学名:アカントパナックス・センティコサス・ハルムス Acanthopanax senticosus Harms)は、高麗人参と同じウコギ科に属する植物です。山菜でなじみ深いウド、タラノキも同じウコギ科です。
日本では、えぞ(蝦夷:北海道の古名)に自生することからエゾウコギと呼ばれてきました。
エゾウコギは2~3mほどの落葉灌木で、根と地下茎は地下に広がり、枝は灰褐色で、若いときには幹や枝に下向きのトゲがあります。
日本では十勝・帯広、北見、網走などの北海道東部、中国では黒竜江省、吉林省などの東北地方、ロシアではサハリン、東シベリアのアムール川流域など東アジアの冷涼な気候の地域に自生しています。
エゾウコギの根、茎、枝、葉には数多くの成分が含まれていて、主成分であるトリテルペノイド系などの配糖体を含め、16種類以上の成分が存在しています。
リグナン化合物のエレウテロサイドE類、セサミン、フェノール配糖体のエレウテロサイドB、クマリン化合物のイソフラキシジン、エレウテロサイドB1、コーヒーやプロポリスにも含まれているフラボノイドのクロロゲン酸、タンニンの仲間のジカフェオイルキナ酸、その他ステロール、ビタミンA、B1、B2、Cなどが知られています。
中国では「刺五加」、ロシアでは「エレウテロコック」と呼ばれ、世界中で健康を維持するために利用されてきた歴史がある植物です。
サン・クロレラのサン・ウコギ製品はコーティング剤を使用していないため、ウコギの素材をそのままを摂り入れることができます。