女性の身体に必要な栄養をクロレラがサポート

2024年3月12日

女性のライフスタイルの悩みを食生活から解消するために必要な栄養は?一般的に不足しがちといわれる栄養についてや、その原因を解説。

 

■目次

  1. 過剰なダイエットが招く栄養不足
  2. 「鉄分」が不足すると貧血や、からだの疲労の原因に
  3. ママが積極的に摂りたい栄養素「葉酸」
  4. 過度の美白意識が及ぼす「ビタミンD」不足への懸念

1.過剰なダイエット志向が招く栄養不足

厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、全年代の約1割の女性、20歳代の女性に限ってみると約2割の女性が、BMI18.5未満約「やせ」に該当しています。これはこの10年間ずっと続いてきた傾向であり、その原因の1つとして、スタイルを気にする日本人女性の行き過ぎた食事制限が挙げられています。特に最近の若い女性は、体重を気にしてダイエットをしがちなため、必要な栄養が十分に摂れていない場合が多く見られるのです。食事制限によって栄養状態が悪い状態が続くと、だるい、肌色が悪い、冷えなど何となくの不調を感じるようになります。ひどくなると摂食障害や無月経、低血圧などの健康障害を招く恐れも。さらに将来妊娠する際、ビタミンDが不足していると妊娠しづらいといった報告や、ビタミンの一種である葉酸の不足で胎児の健やかな発育が妨げられるといった報告もあります。若い女性の低栄養は思っているよりずっと深刻なリスクを抱えているのです。

2.「鉄分」が不足すると貧血や、からだの疲労の原因に

鉄は身体中に酸素を送り届けるなど重要な栄養成分ですが、概して女性は鉄分不足になりがちです。2020年の国民健康・栄養調査によると、10〜50代の女性全てが推奨量に満たない摂取量となっており、とりわけ20〜30代の女性は、1日に必要とされる鉄分10.5mgの6割程度しか摂れていないという結果が出ています。

鉄欠乏やそれに伴う貧血は、だるい、疲れやすいといった自覚症状や発達障害などをもたらします。また妊娠を控えた女性が鉄不足だと、生まれてくる赤ちゃんにさまざまな影響が及ぶ可能性があります。鉄不足の疑いがある女性は、まずはダイエットや食事制限をいったん休止し、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。鉄が多く含まれる食品として知られるほうれん草の100gあたりの鉄含有量が2.0mgなのに対し、クロレラ100gあたりには約113mgも含まれています。

3.ママが積極的に摂りたい栄養素「葉酸」

妊娠を控えた女性に大切な栄養素の1つに「葉酸」があります。ほうれん草の葉から発見された水溶性のビタミンBの仲間で、食べ物に含まれる「食事性葉酸(食べ物葉酸)」と、合成サプリメントの「サプリ葉酸(Folic Acid)」があります。葉酸は妊娠や胎児の成長に重要であることが知られていて、厚生労働省はリスクを軽減させるため、妊娠の可能性のある女性は、サプリメントから1日400μg(マイクログラム)の葉酸を摂取するよう推奨しています*。アメリカなど一部の国では、主要な穀物にサプリ葉酸を添加することが法律で義務づけられているのですが、ヨーロッパや日本では自然に存在しない成分を大量摂取することによる副作用が懸念され、主要な穀物には添加されていません。

体内で葉酸を利用するには、MTHFRという酵素が必要なのですが、日本人の約16%に当たるTT型と呼ばれる遺伝子の人はこの酵素の働きが弱く、摂取した葉酸をうまく利用できる遺伝子を持つ人と比べて、約65%も利用効率が劣ることが知られています。つまり日本人の約16%は、葉酸を体内できちんと利用できないかもしれないのです。

サン・クロレラは「サプリ葉酸」と「食事性葉酸」の問題点にフォーカスし、クロレラに含まれる葉酸について研究しました。その結果、食事性葉酸であるクロレラの葉酸はきちんと吸収されるだけでなく、遺伝子の特性に関わらず体内で利用できることが確認されました。

*妊娠を考える女性に必要な葉酸の目安

厚生労働省は、通常の食品から摂る量240μgから、さらにサプリメントの葉酸をプラスして摂ることを推奨しています。ただし「1日1000μgを超えないように」とされていますので、通常の食事やクロレラでは過剰摂取の心配はありませんが、生成濃縮されているケミカルなサプリメントは利用に注意が必要です。

  • 妊活中の女性→640μg(240μg +400μg)
  • 妊娠中の女性→480μg(240μg +240μg)
  • 授乳中の女性→340μg(240μg +100μg)

4.過度の美白意識が及ぼす「ビタミンD」不足への懸念

ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、骨の健康を保つのに欠かせない要素。食事からだけでなく、日光を浴びることで体内でも生成されます。日焼けを避けるために、日中屋外に出なかったり、アームカバーや日焼け止めなどを過剰に使いがちな女性は、ビタミンDが不足しやすいと言われています。

近年、妊娠に必要な栄養素であることなどから、ビタミンDの健康効果が見直され、積極的な摂取が推奨されるようになってきました。ビタミンDを多く含む食品は、魚やキノコ、卵などで、野菜や穀物には含まれていません。その点、クロレラはビタミンDが摂れる数少ない植物性の食品として貴重なのです。

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