ダイエットに励む、若い女性に忍び寄る将来リスク
厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、全年代の約1割の女性がBMI18.5未満の「やせ」に該当し、20歳代の女性に限ってみると約2割の女性が「やせ」に該当しています。これはこの10年間ずっと続いてきた傾向であり、原因のひとつにスタイルを気にする日本人女性の行き過ぎた食事制限が挙げられています。食事制限により栄養状態が悪い状態が続くと、肌色が悪かったり、冷えなど、何となくの不調を感じるようになってしまいます。さらに困ったことに将来妊娠する際、ビタミンDが不足していると妊娠しづらいといった報告や、ビタミンの一種である葉酸は胎児の健やかな発育をサポートするいう報告もあり、若い女性の低栄養は思っているより、ずっと深刻なリスクを抱えているのです。
鉄分不足の女性の味方、クロレラ
もともと女性は鉄分が不足しやすい状態です。しかも最近の若い女性は、体重を気にしてダイエットをするため、鉄を含めて必要な栄養が十分摂れていない状況にある人もいます。妊娠を控えた女性が鉄不足だと、生まれてくる赤ちゃんに様々な影響が及ぶ可能性があります。鉄不足の疑いがある女性は、まずはダイエットや食事制限をいったん休止しましょう。バランスのいい食事を心がけ、たんぱく質、ビタミンB6、B12、C、葉酸や鉄分を含む食品をしっかり摂ってください。食事で十分な補給ができない場合は、サプリメントの活用も推奨されています。プラントベース・ホールフードであるクロレラは、藻類の一種であり鉄分だけでなく、妊娠を控えた女性に必要な多くの栄養素をバランス良く含むので、安心して毎日摂り続けることができます。